今年は、パリオリンピックがあり、日本も様々な競技で金銀銅あわせて45個ものメダルを獲得し、それぞれの感動をいただきました。
私は、特にスケートボードの堀米雄斗さん2連覇が絶体絶命の中の3回失敗した同じトリックを最後に成し遂げる姿、あきらめずにチャレンジし続けた結果が金メダル獲得!本当に感動しました。
チャレンジしなければ得られなかった結果ですが、一方でチャレンジし続けてダメだった選手もいました。しかし、その選手をけなす人はいませんよね。皆わかっています、チャレンジすることこそが意味があることだということを。。
皆さまご存じの弊社オリジナル商品の錆びない被覆鉄線の「iR」。
iRも販売を開始しておかげさまで早30年が経ちました。
iRの開発や普及がまさに、「チャレンジ」の連続であったことを思い出します。
(詳しくはブログの連載「愛ある被覆線物語」でご確認ください)
私は、 普及活動がメインでしたので、新しいチャレンジの連続でした。
新しい製品は、今までと同じように被覆線を製網会社や卸会社に売るだけの商売ではだれも買ってくれませんでした。
前回つぶやいたように、新しいものを導入する「変化」には、多くの人はネガティブだからです。
商売の方法として自らが「変化」する必要がありました。
先ず、線材製品で錆びて困っている問題や、錆びるからできなかったことなどの調査から始めました。結果、素材販売をするためには、問題を解決するために線材からモノを作り、商品としてのイメージを施主(最終ユーザー)に提案しなければならないことに気が付きました。
商品は、様々な大学や企業と共に共同開発を行い、最終のユーザーとなる国土交通省や防衛庁、NEXCOなどへ直接PRしてようやく販売にこぎつけたことを思い出します。
この体験から、社員にも、「変化」の次のステップである「チャレンジ」の大切さを話し、勇気をもって取り組んでもらうようにしています。
失敗してもいいのです。何回もチャレンジし、そのチャレンジの先には、会社の成長のみならず、社員一人ひとりの達成感、成長といったプラス価値があるからです。
そして、その新しい価値に触れる喜びを体験してほしいと考えています。
弊社社員の達成感や感動は、お客様への商品にも必ず良い効果が表れるのは間違いないからです。
つづく
コメント