第二回 「変化」

カズタカノツブヤキ

皆さんは、新しい商品に触れるときや新しい出来事に出会ったとき、過去との違いや変化をポジティブに受け入れ、高揚感を覚えませんか。

例えば、新しいWindowsやiPhoneが日本に来るたびに、人々は「変化」に期待し早期入手のため大騒ぎしているのもその一つで、その様がニュースにもなりますよね。

二刀流として大リーグで活躍している大谷翔平投手は、進化するためにピッチングフォームや打撃フォームを変え、バットの長さを変え、打席の立ち方を変え、常に新しいことにチャレンジしています。そんな情報をシーズンが始まる前に見聞きすると、新しい出来事が起きるのではと期待してしまいます。現に、今シーズンはホームランと盗塁(パワーと走塁)の両方を兼ね備えた選手として、前人未到の結果を残しています。

WindowsもiPhoneも同じ用途なのに少しの変化が新しいものとして生まれ変わります。野球というボールを投げて打つ、それぞれの動作は昔から変わらないのに、スター選手が何か行動を変えると、期待感でワクワクします。そして、いずれも、期待に通りに進歩するための変化が達成されています。

 

世界中で活躍する人や飛躍的に伸びる会社は変化し続けています。

それは全ての人が知っていることです。しかし、不思議なことに、自分自身が変化するということには、多くの人は消極的になってしまいます。

「変化しても成功するかわからない、むしろ悪くなるかもしれない。」「成功するために大変な思いをしなければならない。」「今のままで問題ないなら変化せずいたほうがラクだ」と考える。多くの人はラクな道を選びたいというのが本能的にはあるというのが理由だそうです。

しかし、変化しなければ、世の中の「新しい何か」は生まないのも事実です。ワクワクが無い未来は寂しいですね。未来の世界のため日本のためにも、そんな世の中にしてはいけないと、私は考えます。

トワロンでは、使用者への気持ちを考えた製品作りを目指し、品質や作業効率を良くするための改善という「変化」の大切さを常に社員と話し共有しています。そして、社員同士がいつも意見交換でき、仕事の仕方が変化できる環境づくりに力を入れています。

その取り組みの結果、2024年に経済産業省の「事業継続力強化計画」の認定をいただきました。

この認定取得により、これからも、安心してお使いいただける商品作りのため、努力し続ける決意を新たにしました。

つづく

コメント

  1. 「事業継続力強化計画」の認定、おめでとうございます!
    良いものは良いと、ゆっくりですが、次第に認識されつつあります。
    いつも、大変、有難うございます。
     長寿補強土㈱ 三田和朗

  2. 宇高は、技術にしても商品にしても寿命が有る事を、ビデオで知らされました。勿論、ビデオが世の中に出て来た時に、8mmカメラが消滅したのは知っております。しかし、8mmカメラはマニアの方々の製品でしたから、8mmカメラが無くなっても、それ程の衝撃は有りませんでした。しかし、ビデオが無くなった時は、宇高は日本ビクターのビデオ関連の特許の仕事をしておりましたから、是には衝撃を受けました。無くなるんだと言う事を実感しました。諸行無常です。「変化の大切さ」と言う貴社の考えで、変わるが故に生き残る事が出来るを改めて教えて頂きました。

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